お知らせ
冬は尿路疾患に注意
2018年12月3日
冬は乾燥の季節、東洋医学では 万物は地に還り収まる季節 と言われ、生命の源である 腎 の精を蔵す時期で、腎や膀胱の属する季節です。
そのため、尿路疾患が増えやすい時期でもあります。
積極的に水分補給をするように、水を置く箇所を増やすとか、トッピングに水分量が多い缶詰やパウチを使うのもおススメです。
また、全身のマッサージをとりいれ、冬の寒い時期にも体調を整えましょう。
リラックスした刺激を与えることで免疫力アップが期待できます。皮膚を優しく摘む(スキンローリング)など、非習慣的な刺激を与えることで脳と体を活性化させます。
年末年始のお休みは、
12月31日 から 1月4日 までとなります。
よろしくお願い致します。
皆さま 健やかで良いお年をお迎えください。
季節の変わり目は、体調の変化に注目
2018年11月13日
今年は例年より寒くなるのが緩やかですが、11月に入り、気温の変化が激しいと、当院では、下痢など体調を崩されて来院される方が増えます。
季節の変わり目は、体調の変化が激しく、身体が知らずのうちにストレスを受けて体調を崩すケースが多くなります。ひとも動物も一緒ですね。
よくお腹を下すコには、整腸サプリメントを与えて腸内環境を整える、またはブランケットにもぐれるようにするなど暖かくできる場所を用意する、など早めに秋冬の対策をしておいてあげると良いですね。
風邪ぽいかな、というときは、耳の付け根の頭蓋骨が凹んでいるところにある 風池 というツボを、
下痢などの消化器症状には、尾の先端にあるツボ 尾尖 を優しくひっぱるように刺激してみてください。
歳を重ねて、今までにない体の不調をなんとなく感じとってあげた場合、10月から12月まで、
血液検査から、エコーやレントゲンを含む全身チェックまで、お得なメニューで検診パックをご用意しております。
ぜひこの機会にご利用ください。
ご予約承っております。
お耳のお手入れの仕方について。
2018年6月19日
じめじめした季節になってきました。
お耳の病気(外耳炎)も多くなる時期です。
耳を痒がりだしたら、早めに対処してあげましょう。
かと言って、ご自宅で頑張って堅めの綿棒でほじくるのは、実は耳には優しくありません。
元々、外耳道には新陳代謝によって汚れを外に追い出す自浄作用が備わっています。
外耳道をゴシゴシこする行為は、炎症を引き起こし、逆効果になってしまうことも。
耳のお手入れは、イヤークリナーを利用し、優しく洗ってあげましょう。
赤く腫れ上がったようなお耳は、消炎剤などの薬が必要です。
従来の点耳薬の他、ご自宅で触らせてくれない子には、1週間持続性の点耳ジェルを病院でお入れすることもできるようになりました。
ぜひお尋ね下さい。
また、慢性的な耳の赤み、痒みは、実は食べ物が合わないなどのアレルギーから来ていることも、しばしば。
耳も皮膚の一部と考え、ケアしていきましょう。
耳にも優しいフードもご用意しております。
悩まれている方は、ぜひご相談下さいね。
デンタルケアは継続が大切
2018年2月7日
2月4日は立春ですが、春の気配はおろか、まだまだ寒波は遠のいてはくれないようですね。
お散歩も億劫になる飼い主さんもワンちゃんも、多いのではないでしょうか。
かく言う私もその1人ですが、我が家のワンコは寒さなど気にせず、ぐんぐんと進み続けます。笑
引き続き、寒い時季は 内臓の動きが衰えやすいので、消化に良いものを与え、暖かく過ごしましょう。水分はしっかりと。フードに混ぜてもいいですね。
そして、食べた後は、歯みがき。
デンタルケアは、継続が大切です。
最近のデンタルグッズは進化して、歯周病菌を抑えるプロバイオティクスや、酵素など、様々な方法で、お口の中をケアしてくれます。
受付にも置いてございますので、是非ご覧ください。
もう歯石や匂いが気になる、という方には、2月までご予約で、お得なデンタルフェアを開催しております。全身麻酔で、裏側や歯周ポケットまでスッキリ。予約制ですので、お気軽にご相談ください。
本年もよろしくお願いいたします
2018年1月15日
本年もよろしくお願いいたします。
本年も皆さまのワンちゃん・ネコちゃんに少しでもお役に立てればと思います。
よろしくお願いいたします。
いよいよ本格的な寒さになってきました。
普段は大丈夫でも、胃腸を崩してしまうコも多くご来院されてます。
精神的にもバランスが取りにくくなる時期のため、身体にストレスがかかりやすくもなっています。
優しくマッサージをしてあげる時間を作ったりすると、ワンちゃんネコちゃんだけでなく、人間のこちら側もリラックスする効果があります。パートナーと共に、癒されましょう。
また、お決まりの散歩コースばかりの方は、いつもと違う散歩道で気分転換を図るのもおすすめです。ワンちゃんもいつもと違う道にワクワクするはず。寒い日にも、リフレッシュして楽しみましょうね。
腎は生命力の源
2017年12月8日
枯葉が目立ち、ひんやりとした北風を感じられる日が増えるのが、「大雪(たいせつ)」と言われるこの時季です。
東洋医学では、冬は「腎」をよく使う季節。腎は生命力の源と考えられているため、寒さに弱い腎をケアして、元気に冬を乗り越えましょう。
体の内側が乾燥しないように、水分はしっかりと摂りましょう。あまり水を飲まない子は、水分量の多いウェットタイプのフードやトッピングが良いでしょう。
さらに、体を温めてあげることも大切です。乾燥しがちなエアコンや床暖だけに頼るのではなく、潜り込める毛布や、皮膚を優しく円を描くようにマッサージ、なども良いですね。
マッサージで血行促進
2017年11月7日
マッサージを取り入れ、血行を良くしてあげましょう。
優しく皮膚をびよーんと引っ張って刺激するスキンローリング法。
ぐっと押すツボ刺激より一点に力がかからないので、動物も痛がりません。
「気持ちよいー」という表情をしているか確認しながら、施術してあげて下さい。
![](http://www.doc-shibaura.com/blog-doc/wp-content/uploads/2017/11/ブログ-800x600.jpg)
秋は、乾燥に注意。
2017年10月6日
10月に入り、ひんやりすることも出て来ましたね。
秋は、乾燥し冷えた空気が入ってくる季節です。東洋医学的には、「肺」が司る季節。「肺」は、呼吸器や被毛の潤いに関わります。
そのため、この季節は、呼吸器のトラブルと、乾燥による皮膚のトラブルが増える時期です。
冷えと乾燥には早目に対策を。
保湿剤のスプレーで皮膚を潤したり、夏だけではなく、秋もいつもの食事に水分を含めるなど積極的に水分摂取を心がけて下さい。
この時期~12月まで、健康検査フェアと題してわんにゃんドックを実施しております。
予防医学的には、具合が悪くなる前の検査が大切です。
うちの子、肝臓、腎臓などの内臓の機能は大丈夫かな?
心臓病は小型のわんちゃんに多いって聞くけど、うちの子はどうかしら?
など、気になるところがあれば、まずはどんな検査が必要なのか、ご相談ください。
特に、カラダのことが気になる7歳以上のシニアさんは、おすすめです。
ぜひお得なこの機会をご利用くださいね。
ワンちゃんの皮膚のお話
2017年9月6日
だんだんと、秋が近づいてきました。
気持ちの良いお散歩日和の日も増えてきましたね。
我が家のわんこも、晴れた日はベランダで気持ち良さそうに日向ぼっこをしています。
さて、今回はワンちゃんの皮膚のお話し。
ワンちゃんの皮膚のターンオーバーは約21日。
だから、トラブルのあった皮膚も生まれ変わるのに3週間はかかるということ。
ご自宅でやってあげれる皮膚ケアのひとつはシャンプーです。
古い角質や菌、汚れなどを洗い流し、清潔にします。
シャンプー剤は、犬猫用を。
人とは皮膚の構造や、pHが違います。
洗いのポイントは、ぬるめの温水で、二度洗い。
良質なシャンプーでも、洗浄成分である界面活性剤は肌への刺激になりますので、しっかりすすぎましょう。
小型犬は、なんと体重の20%が皮膚と言われています。そのため、お食事の中のたんぱく質の約30%が皮膚に利用されます。結構多いですよね。
ですから、皮膚には食事内容が大きく影響するのです。
もし、皮膚トラブルでお悩みのワンちゃんネコちゃんがいらっしゃったら、食事を見直してみるのも良いでしょう。
病院で取扱っているアレルギーフードや皮膚に優しいフードは、こちら↓でも購入することができます。
「動物ナビ」で検索
病院コード:94360
どうぞお役立てください。
犬や猫にも虫歯はあるの?!
2017年7月31日
毎年ご好評いただいているデンタルフェアが今年も始まりました。
ワンチャン、ネコちゃんのお口の事情はどうなっているのでしょうか、皆さんご存知ですか?
そういえばウチの子、ヨダレの匂いや口臭が気になってきた、、、というオーナーさんも多いと思います。
口の中を見ると、歯の表面に茶色の歯石がビッシリ…。
匂いの原因は、バイキンの塊である歯石や食べカスの歯垢ですので、これらを取り除くことでリフレッシュすることができます。
「こんなに汚ないのに、虫歯ではないの…?」
実は歯石の中の菌は、死滅しています。そのため炎症を起こす力はもうありません。人の口の中は弱酸性ですが、犬猫は アルカリ性pH8~9とかなり高めです。虫歯菌が繁殖しにくいため、虫歯は少ないのです。猫では無いとも言われています。
逆に歯石が沈着するスピードは早く、犬では3~5日、猫では7日程度と言われています。一度できた歯石は強力なバリアになり歯ぐきの内側では歯周病が進行します。犬猫は3歳以上で80%の子は歯周病といわれています。歯ぐきが後退し、 歯の周りの骨を溶かしてしまい、歯が抜けおちる。これが歯周病の怖さです。だから、動物でも歯磨きなどの歯のケアが大切なんですね。
歯みがきが苦手なコも、ついつい忘れがちなオーナーさんも、普段からお口を触る練習をオヤツなど使いながら、まずは続けることが大切です。ぜひ習慣にしましょう。
当院では、口腔内環境を整えるための酵素入りハミガキペーストや、磨くのが苦手なコ用のフードに混ぜるタイプのものなど、そのコに合ったデンタルケアグッズをご用意しています。ぜひスタッフにお気軽にご相談下さい。
しかし、着いてしまった歯石はなかなか歯磨きでは取れません。そんなコはぜひ、デンタルフェアをご利用ください。麻酔下で眠っている間にピカピカに磨き上げます。
(麻酔処置のため、重篤な疾患やご高齢など麻酔のリスクが高いケースはお受けできないこともありますのでご相談下さい。)